2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

この花の名前は?

「花のほほえみ」より この花の名前は?

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子23 「うおーっ、うおーっ」 はげしい雷雨の中、獅子がひっき りなしに不気味なさけび声をあげ ています。 和尚は、あまりの恐ろしさに、そ の場にすわりこんでしまいました。 和尚がはっと我にかえると、雷雨 はやみ、空には太陽がでていま…

朝顔

「花のほほえみ」より 朝顔

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子22 「ごろごろっ、ごろごろ」 雷がなりだしました。 「ぴかっ、ぴかっ」 真っ暗な空に、いなずまが走ります。 空から、雨が降ってきました。 バケツをひっくりかえしたような、 はげしい雨でした。 「ごろごろっ」 「ごろごろっ」 「ぴかっ…

りゅうのひみつ日記

10月16日 かんそう[童話]白駒の池物語を読んだ 屋根の下で一緒にくらすんだよ おしまい 白駒の池物語71 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20081016#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久に…

朝顔

「花のほほえみ」より 朝顔

花のほほえみ

「はてなフォトライフ」の 「花のほほえみ」を、更新しました。 楓の紅葉・朝顔・黄色のシンピジュ ームなどを追加しました。 「花のほほえみ」より 楓の紅葉 花のほほえみ1 http://f.hatena.ne.jp/youko510/

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子21 男は、悲しそうな顔で滝つぼをじっ とみています。 「わぁーっ」 大きなさけび声が聞こえました。 男が、滝つぼに身を投げたのです。 男の体は、滝つぼの中へ消えてい きました。 その時、 「ごぉーっ」 滝つぼの方から、不気味な音が聞 …

「花のほほえみ」より 菊黄色

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子20 男は、獅子頭をじっとみています。 どのくらいの時間がすぎたのでし ょうか。 和尚には、長い時間がすぎたよう に感じました。 突然、男がさけびました。 「だめだ。この獅子頭は、生きて いない。わしは、木の中に眠って いる獅子を、目…

りゅうのひみつ日記

10月14日 よんだ[童話]白駒の池物語を読んだ 落ち着きをとりもどすんだよ おしまい 白駒の池物語69 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20081014#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る…

秋明菊

「花のほほえみ」より 秋明菊白

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子19 やっと立ちあがった男は、よろよ ろしながら滝へむかいました。 和尚は、男にみつからないように、 そっと後をつけました。 滝へついた男は、不動明王にお参 りしました。 「不動明王さま。やっと獅子頭が 彫りあがりました。 後は、色を…

げんのしょうこ

「花のほほえみ」より げんのしょうこ

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子18 男は、いつひげをそったのでしょ うか。 黒かった髪も、長くのびたひげも、 真っ白でした。 げっそりとやせた顔。 男は、ちゃんと食事をしているの でしょうか。 和尚は、男が何日も食事をしてい ないのではないかと思いました。 うす暗…

りゅうのひみつ日記

10月11日 よんだ[童話]白駒の池物語を読んだ長者の心の声が聞こえるんだよ おしまい 清太は、どんな心の声を聞いたの でしょうか。 白駒の池物語67 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20081012#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載し…

紫式部実

「花のほほえみ」より 紫式部実

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子17 そして、彫りあがった獅子頭を、 やすりでみがいていきました。 ざらざらしていた獅子頭がすべす べになり、獅子頭らしくなりました。 和尚に会ってから、どのくらいの 月日がすぎたのでしょうか。 夢中で獅子頭を彫っていた男には、 ど…

りゅうのひみつ日記

10月10日 よんだ[童話]白駒の池物語を読んだよ 期待するんだよ おしまい 白駒の池物語66 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20081011#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る湖・「白駒…

秋明菊

「花のほほえみ」より 秋明菊白

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子16 「あごを彫るのは、むずかしいのう」 男は、あごの部分を、何度も彫り なおしました。 上顎と下顎をきりわけることも、 難しい作業でした。 その作業も、無事に終わりました。 後は、舌と歯・耳を彫るだけにな りました。 「どれ、おまえ…

しおん

「花のほほえみ」より しおん

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子15 梅雨があけた頃、ようやく獅子頭 の荒彫りが終わりました。 「獅子よ。やっと荒彫りが終わっ たぞ。早く目をさましておくれ」 男は、いとおしそうに何度も獅子 頭をなでました。 荒彫りが終わると、目・まゆげ・ 鼻・あごなどを、一つ一…

秋明菊

「花のほほえみ」より 秋明菊白

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子14 小屋へもどった男は、木の前で何度 も深呼吸をし、心を静めました。 「獅子よ。これから、荒彫りを始め るぞ」 そう声をかけ、男は木を彫り始めま した。 「こっ、こっ、こっ」 木を彫る音だけが、小屋にひびきま す。 のみがきれなくな…

秋明菊

「花のほほえみ」より 秋明菊白

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子13 「獅子よ。早く目をさましておくれ。 そして、外へでておいで。待ってい るぞ」 男は、木にむかって話しかけました。 まず、獅子頭の大きさを決め、てい ねいに木を切りました。 そして、下絵が描けるように、表面 を削ります。 次は、下…

りゅうのひみつ日記

10月7日 かんそう[童話]白駒の池物語を読んだよ ことは知るんだよ おしまい 白駒の池物語62 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20081007#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る湖・「白…

いちい実

「花のほほえみ」より いちい実

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子12 「よーし、りっぱな獅子頭をつく るぞ」 男は、改めて心にちかいました。 真っ赤な大きな顔。 黄金色の髪。 黒々した太いまゆ。 かっとみ開いた大きな目。 獅子鼻とよばれるまあるい大きな 鼻。 こどもを飲みこんでしまいそうな 大きな口…