米十キロ1095円と記しある 十五年前の家計簿ひもときをり 雲間より一筋日影さす空に 児等揚げし凧高々と舞ふ 照り返す光眩しき畑に来て 雪かきはけてほうれん草を摘む 亡き歌の友に面影も声も良く似たる 生方先生の歌評メモとりて聞く
「花のほほえみ」より いちょう黄葉
ふしぎな鈴16 姫は、城が見える南岸の森の陰へ、 仮家をつくり逃げていました。 そして、城が焼けおちるのを、対 岸のかくれ家で、くやしい思いで みていたのです。 「くやしい、くやしい……。 なんとしても、にくき北条をほろぼ したい」 心のやさしい姫で…
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