2009-01-11から1日間の記事一覧

母の短歌60

温かき日を背にうけて春野菜蒔く このひとときのこよなく楽し ボランティアの給食サービス務め来て 疲れ覚ゆれど心足らへり 子の新居見ずに逝きたる夫の写真 持ち来て一週間は忽ち過ぎぬ 娘等を頼ることより頼られること 多き今を幸いと思ひぬ

ふしぎな鈴

ふしぎな鈴60 かなさんが好きな月や星へも行け ますよ。 なくなったおとうさんたちが住ん でいる国へも、飛んで行けるので すよ」 リュックはそういいました。 かなと先生は、びっくりしてただ 顔をみあわせるばかりでした。 「十年後、この丘の桃の花が満…