2009-02-14から1日間の記事一覧

母の短歌94

セーターの仕上げを急ぐわが手許 今宵洗ひしセロリにほふ 鏡台も手鏡も磨きこの年の 暮れの大掃除漸く終る 立春を迎へし朝有線より流れる 「早春賦」ききて目覚めぬ 照り反す光眩しくシャーベット状の 雪かき分けてからし菜を摘む

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの16 白駒がいました。 白駒は、何事もなかったかのように、 草を食べています。 「良かった・・・。白駒、どこへ行って いたの。心配したぞ。 おれ、白駒が帰ってこなかったら、ど うしようと思った」 清太は、白駒にかけより、ほお…