幾すぢか光る娘の白髪見て われの齢を沁みて思ひぬ 九十分で地球を一周するといふ 宇宙博の宇宙船に今し乗り込む 夫逝きし齢となれる誕生日 夫の分迄生きよと子等言ふ 雲一つなき茜空教会の 白き十字架うき立ちて見ゆ
「花のほほえみ」より 梅のつぼみ
女神さまからのおくりもの46 「ああ、おぼえているよ。 美しい花だったから、よくおぼえて いる」 二人は、白駒の背にのり、ゆうすげ の花が咲いていた場所へ走って行き ました。 「きよちゃん、ここだよ」 「あら」 「何?」 「まだつぼみがかたいのね。 …
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。