2008-11-23 母の短歌13 短歌 紫蘇の木を刻みて入れし健康枕 夜半に寝返る床に匂ひぬ 冬の日に張り替えし障子の乾く音 聞きつつ部屋に一人茶を飲む 体中の血管状態解るといふ 眼底写真恐れつつ見ぬ 落葉焚きし残り火気づかひ出でて来し 庭に七日の月を仰ぎぬ