2008-11-23から1日間の記事一覧

母の短歌13

紫蘇の木を刻みて入れし健康枕 夜半に寝返る床に匂ひぬ 冬の日に張り替えし障子の乾く音 聞きつつ部屋に一人茶を飲む 体中の血管状態解るといふ 眼底写真恐れつつ見ぬ 落葉焚きし残り火気づかひ出でて来し 庭に七日の月を仰ぎぬ

小菊白

「花のほほえみ」より 小菊白

ふしぎな鈴

ふしぎな鈴14 大江家の一人娘が、なぜ三浦家へ とついだのかって、ふしぎに思う でしょうね。 おとうさんは姫にこどもが生まれ たら、一人大江家のあととりにす るつもりだったようです。 しかし、仲の良い夫婦でしたが、 何年たっても、こどもは授かりま …