2008-12-22 母の短歌40 短歌 農にあらぬ我の作りし蜀黍を 一夜にハクビシン食ひ荒したり 下絵なしで唐草模様をひたすらに彫る 沈金師の手元息つめて見る 楤の木の頂白く咲く花に 蜂群れむれて今日も暮れゆく 霜枯れて桑の畑に電柱の 落とす影長く冬に入るなり