2008-12-26 母の短歌44 短歌 漸くに春めきし日を背に受けて 二週間おそく春野菜蒔く 五年振りの帰国間近き汝の布団 春めきし光の屋根に広げ干す 末の娘の嫁入りの荷物出し終へて 寂しけれども心安けし 長かりし厳しき冬を思ひつつ 池の水道の囲ひを外す