ふしぎな鈴


  ふしぎな鈴56


かなは先生と話していると、心の
中がぽかぽかと温かくなってくる
ような気がしました。
「いつまでも先生といっしょにい
たい」
かなはそう思いました。



その時、かなのポケットの中に入
っていた鈴が、「リーン・リーン・
コロンころん」と鳴り出しました。
ポケットの中で、鈴がうれしそう
におどっているような感じでした。



かなはポケットの中から、鈴をと
りだしました。
その鈴をみた先生は、なつかしい
気がしました。
「桃の形の鈴、どこでみたのだろ
うか?」



しかし、どこでみたのか、先生に
は思い出せませんでした。
「私はどこかでこの鈴をみたこと
がある。どこでみたのだろうか」
先生は、心の中で何度もつぶやき
ました。


            つづく



    昨日の分は、こちら。


http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20090106#p1



「ふしぎな鈴」は、みほようこ
三冊目の童話。
2005年9月、「鳥影社」から
発行されました。









リーン・リーン・リーン。…
五百年の時をへて、心やさしい小
桜姫と現代の少女をむすぶ、美し
い鈴の音が聞こえる。
信州諏訪の「風の神様」が、そっ
と教えてくれたお話。



http://www.bk1.jp/product/02593627



「鳥影社」へ直接注文することも
できます。
    
   送料は無料です。


http://www.choeisha.com/