2009-01-23 母の短歌72 短歌 風そよぐままに散りくる杏の花 水替へしばかりの蹲に浮く 娘の植ゑし一人静の若葉を濡らし 待ちまちし雨一日降りつぐ 命ある限り作歌を続けむと言はれし 先生のみ声耳に残れり 歌の道は一にも二にも努力なりと 先生は常々励まし下されぬ