ライオンめざめる1
http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20061104#p1
「次の日」「次の日」とおせば、
「ライオンめざめる」を続けて続
けて読むことができます。
信州諏訪の「風の神様」から聞い
たお話。
童話「ライオンめざめる」は、
みほようこの四冊目の童話集
「ライオンめざめる」に収録され
ています。
「ライオンめざめる」より
「神さま、ライオンはなぜ小さく
されてしまったのですか」
かなは、神様にたずねました。
「このライオンはのぅ、二千年位
前、西の国の王妃がかわいがって
いたライオンじゃ。
ある日、ライオンは魔法をかけら
れ、小さくされてしまったのじゃ」
「じゃあ、ライオンはなぜいたい
よぉってないていたのですか」
「それはのぅ、まほうをかけられた
時、まほうつかいの杖で、何度も強
くなぐられたのじゃ。
だから、体中が痛いのじゃろ」
「ライオンめざめる」裏表紙