八千矛神の歌物語(大国主命5)


   八千矛神の歌物語 5


大国主命の正妻・須勢理媛は、大国主
命が他の国へ行くたびに、その国の美
しい女性を妻にすることが許せません
でした。



そんなうわさを聞くたびに、須勢理媛
はやきもちをやきました。



ある日。
大国主命は、須勢理媛のやきもちに手
をやき、大和へ行こうと思いました。
大国主命が旅の支度をしていると、須
勢理媛がやってきて、「また、どこか
へおでかけなの」と、やきもちをやき
ました。


     つづく

 



八千矛神の歌物語 1

http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20130221#p2 


八千矛神の歌物語 2

http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20130222#p1


八千矛神の歌物語 3

http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20130223#p1


八千矛神の歌物語 4

http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20130224#p1



八千矛神の歌物語」は、「いなばの白
うさぎ」「赤い猪」「蛇の室・かぶら矢
の試練」「スクナビコナ」のつづき。


読んでいないかたは、お暇な時に読んで
くださいね。


http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20130221#p1