2017-07-29 竹取物語 童話 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 9 ある時には、方向がわからなくな り、遭難しそうになったことも。 食料がなくなってしまい、上陸し た島で、草の根を食べたこともあ りました。 おそろしい妖怪に食べられそうに なったことも。 貝を食べ、命をつないだこともあ ります。 道中、何度か病気になりました。 出航してから五百日目の朝八時頃。 海のむこうに、かすかに山が見え ました。 船を島に近づけ、山をみました。 その山は、非常に高く美しい山で した。 つづく