2017-08-26 竹取物語 童話 大伴御行大納言と龍の頸の玉 8 ところが・・・。 どうしたことか、疾風が吹き出し、 あたり一面、真っ暗に。 どこにいるのかもわからず、何度 も船が沈みそうになりました。 その上、雷もごろごろとなりだし、 ぴかっと稲光も。 「今まで、こんな苦しい目にあっ たことは一度もない。どうなって しまうのか」 すると、船頭が。 「長い間、このあたりを船で通っ ているが、こんないやな目にあっ たことは一度もない。船が沈まな ければ、雷が落ちるだろう。 つづく