2017-10-26 竹取物語 童話 帝、かぐや姫の昇天を確かめる 19 そして、帝に献上するようにと、頭 中将を呼び依頼しました。 中将が、壺を受け取ったので、天 人がかぐや姫に天の羽衣を着せ ました。 すると、ふしぎなことに、悲しい気 持やなごりおしい気持が、かぐや 姫の心からすっと消えてしまいま した。 姫は、月の車に乗り、百人ほどの 天人と一緒に、月の世界へ帰って 行きました。 帝の兵士・二千人とおじいさん・お ばあさん・使用人たちが、かぐや姫 を見送りました。 つづく