2017-12-01 火とぼし山 童話 月に一度の出会い 2 きよは、次郎のことを考えながら、 湖のまわりを足早に歩いて行きます。 しかし、歩いても、歩いても、なか なか次郎の所へたどりつけません。 何時間もかけ、やっと次郎の所へ つきました。 「次郎さん。今夜は、湖のまわりを 歩いてきたの。だから、遅くなって しまった。次郎さん。会いたかったわ」 「きよちゃん。遠い所をご苦労さま。 待っていたよ」 次郎は、笑顔できよを迎えてくれま した。 つづく