女神さまからのおくりもの

[童話]女神さまからのおくりもの


女神さまからのおくりもの 24


第二章 諏訪からきた少年 8


四時間後。
「もしかしたら、馬小屋に戻っているかもしれ
ない」
清太は、急いで馬小屋へ戻りました。


いました。
白駒は、何事もなかったかのように、えさを食
べています。
「よかった。白駒、どこへ行っていたの。心配し
たぞ。白駒が帰ってこなかったら、どうしよう
と思った」
清太は白駒にかけより、ほおずりしました。


        つづく