2018-01-20 火とぼし山 童話 湖を泳ぐ娘 32 「次郎さんが、大好きだからよ。 だから、わかるの。次郎さんには、 その人と会う気はないかもしれな い。でも、その人、次郎さんが働 いているたんぼや畑へ、会いにく るでしょ」 次郎は、何もいえませんでした。 事実だったからです。 きよがいうように、みよは次郎が 働いているたんぼや畑へ、何度も やってきました。 つづく