2018-01-25 火とぼし山 童話 新しい出発 3 今日の火は、少し南によっている ような気がする。 気のせいかしら。 次郎さんがともしてくれた火だも の、まちがいない。 あの火を目印に、泳いでいこう。 きよは、次郎がともしてくれた火 をめがけて泳いでいきました。 五分後。 「やっぱり変だ。泳ぐ方向を変え なくては」 そう思った時、目の前に大きなう ずがあらわれました。 つづく