2018-01-24 火とぼし山 童話 新しい出発 2 あたりがだんだん暗くなってきま した。 月は、まだでていません。 きよは、暗闇の中を、向こう岸に むかって泳いでいきました。 しばらくすると、西山にぽっと小 さな火がともりました。 「あっ、次郎さんだ。今日も火を たいてくれたのね。ありがとう」 きよは、西山にともった小さな火 をみて、ほっとしました。 しかし、何か変でした。 つづく