2018-02-05 火とぼし山 童話 新しい出発 14 「手長、足長。ご苦労さま。きよ を助けてくれてありがとう」 明神さまは、二人に何度も礼を いいました。 「さあ、そこへきよをねかせてお くれ」 「はい」 手長と足長は、ふとんの上にきよ をねかせました。 「きよ」 「きよ」 「なぜ、うずにはまったのじゃ」 明神さまは、心の中できよに話し かけました。 つづく