2018-02-16 火とぼし山 童話 新しい出発 25 きよの両親も、記憶のない娘と 暮らすのはつらいだろう。 いろいろ考えた末、明神さまは、 静岡の知り合いにきよを預けよ うと思いました。 その夜。 「手長、足長。明神じゃ。用事 があるので、すぐきてほしい」 「はい、わかりました」 手長と足長は、いそいで明神さ まのやしきへ行きました。 つづく