2019-08-25 牛に乗ったお玉さま 童話 [童話]牛に乗ったお玉さま 牛に乗ったお玉さま 6 お玉も、いつしか坊さんのことが好きになっ ていたのです。 「死ななくてもよかったのに。なぜ死んでし まったの」 「坊さんが好きだといってくれればよかった のに」 一人娘をなくした長者夫婦は、なげき悲しみ ました。 黒もお玉を慕って、「もぉー、もぉー」とな き続けました。 つづく