ふしぎな鈴14
大江家の一人娘が、なぜ三浦家へ
とついだのかって、ふしぎに思う
でしょうね。
おとうさんは姫にこどもが生まれ
たら、一人大江家のあととりにす
るつもりだったようです。
しかし、仲の良い夫婦でしたが、
何年たっても、こどもは授かりま
せんでした。
その頃、三浦一族は、小田原の北条
氏と、土地をめぐる争いをしていま
した。
「くだらない争いをやめ、みんな仲
良く暮らせばいいのに」
争いごとが嫌いな姫は、みんなが平
和に暮らせることを願っていました。
ところが、ある日、姫がおそれてい
た大きな戦が始まりました。
それは、三年にもわたる、長いきび
しい戦でした。
つづく
昨日の分は、こちら。
http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20081122#p1
「ふしぎな鈴」は、みほようこの
三冊目の童話。
2005年9月、「鳥影社」から
発行されました。
リーン・リーン・リーン。…
五百年の時をへて、心やさしい小
桜姫と現代の少女をむすぶ、美し
い鈴の音が聞こえる。
信州諏訪の「風の神様」が、そっ
と教えてくれたお話。
http://www.bk1.jp/product/02593627
「鳥影社」へ直接注文することも
できます。
送料は無料です。