2008-12-25 母の短歌43 短歌 かへりくる言葉は少し間のあれど ペルーの汝の声受話器に近し 赤彦の「家ひくくして道広し」の額 かかげある店に木曾土産買ふ この冬のきびしき寒さに凍み枯れて 月桂樹の葉風に鳴りをり 無人化となりたる駅に牛乳瓶の 水仙の花に心和み待つ