2017-01-27 古事記神話「古事記物語」 童話 沼河比売 12 日本海からは、建御名方命の誕生 を祝うかのように、おだやかな気持 のいい風が吹いたそうです。 大国主命は、身能輪山の宮殿で、 沼河比売と建御名方神と三人で、幸 せに暮らしました。 ところが、ある日。 出雲から、大国主命の父神がなく なったという知らせが届きました。 大国主命は、越の長たちに、建御 名方神の後見を頼み、出雲へ帰 ることにしました。 つづく