竹取物語


くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 18


皇子は、立ったり座ったりして落
ち着きません。
日が暮れてから、皇子はこっそり
家へ帰っていきました。



かぐや姫は、訴えた金工たちをよ
んで、たくさんの褒美を与えました。
金工たちは、「期待したとおりだっ
た」といい喜んで帰りました。



ところが・・・。
その帰り道、皇子は、金工たちを
血が流れるまでたたいたのです。


       
        つづく