2017-10-29 竹取物語 童話 帝、不死の薬を高い山で焼く 3 「天に一番高い山は、どの山じゃ」 帝は、大臣たちに聞きました。 すると、ある人が、 「駿河の国にある山が、都にも近く、 天にも近いといわれています」と答 えました。 帝が、歌を詠みました。 あふこともなみだにうかぶ我が身には 死なむ薬も何にかはせむ かぐや姫からもらった不死の薬の 壺に手紙をつけて、御使に渡しま した。 つづく