2019-09-13 富士山の好きな少女 童話 [童話]富士山の好きな少女 富士山の好きな少女 8 「このはなさくや姫さま、すてきな首かざり をありがとうございました」 かながお礼をいった時、姫さまの姿は消えて いました。 かわりに、空から、たくさんの桜の花びらが、 ひらひら舞いながら落ちてきました。 かなには、桜色のちょうが、楽しそうに舞っ ているようにみえました。 目の前には、いつもの富士山が、何事もなか ったかのようにそびえていました。 おわり