2017-07-24 竹取物語 童話 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 4 おおぜいの人が、難波の浦へ、皇 子を迎えにきました。 皇子は、旅に疲れたという様子で、 ぐったり座っています。 皇子は、難波の浦での迎えがすむ と、玉の枝を立派な箱に入れ、お おいをかぶせて、都へ運びました。 そして、召使いたちをつかい、「く らもちの皇子は、優曇華の花を持 って、都へ行きました」と、うわさを 流したのです。 かぐや姫は、くらもちの皇子のう わさを聞き、「くらもちの皇子には、 負けてしまったか・・・」と悩みました。 つづく