2017-08-05 竹取物語 童話 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 16 いろいろ考えてみると、側室のか ぐや姫さまが、玉の枝を希望して いるのではないかと、気がつきま した。ですから、くらもちの皇子 のかわりに、かぐや姫さまから玉 の枝の代金をいただきたいと思い ます」 金工たちは、「当然いただくべき お金です」と、口々にいいました。 かぐや姫は、「くらもちの皇子と、 結婚しなくてはならないのか」と 悩んでいた心がすっきりし、晴れ 晴れした気持になりました。 つづく