2017-07-31 竹取物語 童話 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 11 「あなたの名前は」と聞くと、「私 の名は、うかんるり」と答え、す っと消えてしまいました。 山をみると、登る手段がないほ どけわしい山でした。 山の側面を登っていくと、この世 の物とは思えないほど美しい花 の木が、何本も立っていました。 そして、山からは、金・銀・るり色 の水が、さらさらと流れています。 その川には、いろいろな色の玉で 作った橋がかかっていました。 橋の近くには、光輝く木が数えき れないほど立っています。 つづく