2019-02-16 女神さまからのおくりもの 童話 [童話]女神さまからのおくりもの 女神さまからのおくりもの 138 第七章 女神さまからのおくりもの 17 「はい」 きよは、女神さまと約束しました。 「白駒。清太の姿がみえる場所へ、きよを案内 してあげなさい」 「では、きよさん。行きましょう」 白駒は、野をこえ里をこえ、走っていきます。 やっと麦草峠に着きました。 「きよさん。もうすぐですよ」 しばらく走ると、コメツガ・シラビソの森があ りました。 大きな木の根元には、黄緑色のこけがはえてい ます。 つづく