[童話]女神さまからのおくりもの
女神さまからのおくりもの 127
第七章 女神さまからのおくりもの 6
「白駒は、女神さまの馬だったのですね。
白駒が、夜どこかへでかけていることは、
先日清太さんから聞きました」
「そうですか。 清太は、八年位前から、
白駒が夜どこかへでかけていることに気
づいていました。でも、そのことを、あ
なたにもいえずにいたのですね」
きよは、白駒が女神さまの馬だと知り驚
きました。
「きよ。あなたも、私の国から、そちら
へ行ったのですよ」
「私が・・・ですか」
つづく