2018-11-01 女神さまからのおくりもの [童話]女神さまからのおくりもの 女神さまからのおくりもの 32 第三章 座禅草が咲いている高原で 5 「祭のたびに、何人もけが人がでる。 時には、亡くなる人もある。山奥か ら巨大な樅の木をひいてきて、四つ の神社に四本ずつ大きな柱を建てる。 御柱祭って、ふしぎなお祭だね」 きよと清太は、何年か前にみた御柱 祭を、なつかしく思い出しました。 「諏訪の神様は、何とよばれている か、知っている?」 「明神さまでしょ」 つづく 「