2017-12-31 火とぼし山 童話 湖を泳ぐ娘 2 二人が話をしていると、 「ばしゃ、ばしゃ」 遠くの方から、音が聞こえてき ました。 「何の音だろう」 手長と足長は、あたりをみわた しました。 月あかりに照らされてみえたも の、それは湖を泳いでいる娘の 姿でした。 娘は、頭に荷物をのせ泳いでい ます。 「どこの娘じゃろ」 近づいてみると、きよでした。 つづく