女神さまからのおくりもの

[童話]女神さまからのおくりもの


女神さまからのおくりもの 114


第六章 清太、山の中の湖へ 13


「きよちゃーん。今行くからねー。待っていてね」
そうさけぶと、清太は、湖の中へ入っていきました。


その時です。
「ぐいっ」と、後から肩をつかまれました。
びっくりするほど強い力でした。
「誰だろう」
後をみたが、誰もいません。
清太は、こわくなり湖からでました。
湖は、しーんと静まりかえっています。


          つづく