2019-03-12 火とぼし山 童話 [童話]火とぼし山 火とぼし山 18 第二章 再会 7 「十日後なんて、いや。私、毎晩でも次郎さん に会いたい。だって、引っ越しをする前は、毎 日次郎さんと会っていたんだもの」 きよが、さみしそうにいいました。 「じゃあ、五日後に会おう。きよちゃん。会え るのを楽しみにしているよ」 きよは、心ひかれる思いで家に帰りました。 その後。 二人は、月に何度か会いました。 そして、一晩中語りあかしました。 楽しいひとときでした。 つづく