2019-11-02 黄金色のまゆ玉 童話 [童話]黄金色のまゆ玉 黄金色のまゆ玉 4 その日の夜。 青年たちは、物陰にかくれて、明神さまがで てくるのをじっと待っていました。 すると・・・。 明神さまがでてきました。 「おお、寒いっ」 明神さまは、空をみあげみぶるいしました。 そして、なにやら小声でつぶやくと、足早に 歩き始めました。 その速いことといったら。 青年たちは、こんなに速く歩く人をみたこと がありません。 青年たちは、たちまち明神さまをみうしなっ てしまいました。 つづく