2007-01-01から1年間の記事一覧

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒29 こんなきよをみたことがなかったので、 清太はびっくりしました。 「おれ、何かきよちゃんの気にさわる ようなことをいったかな」 清太は、心の中でそっとつぶやきまし た。 「私は、貧乏でもいい。体の丈夫な、心 の美しい、自…

りゅうの句

みほようこ童話集 「風の神様からのおくりもの」シリーズ 風の神様からのおくりもの 諏訪の童話 [ みほようこ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 絵本・児童書・図鑑 > 児童書 > 児童書(日本)ショップ: 楽天ブックス価格: 1,404円 竜神になった三郎 風の神…

りゅうのひみつ日記

12月6日 かんそう [童話]火とぼし山を読んだ 畑でやさいを作るのかー おしまい みほようこの日記では、11月28日から 「火とぼし山」を連載しています。 みほようこの日記 http://d.hatena.ne.jp/youko510/ 「おみわたり」で有名な信州の諏訪湖 には、…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒28 しばらくして、きよがあらたまった口 調でいいました。 「清太さん。私、縁談の話があるの。 ほら、清太さんも知っている小諸の次 郎さん。次郎さんと所帯をもったらど うかといわれているの。 次郎さんは、とうちゃんの姉の二…

りゅうのひみつ日記

12月5日 よんだ[童話]火とぼし山を読んだよ 再会できるみたい おしまい 「次郎さん。この一週間、とても長か ったわ。時間が止まっているのではな いかと思ったくらい」 「おらも・・・」 二人は、再会できたことを、心から喜 びました。 つづきは、こち…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒27 「清太さん。二人っきりで食事をする のは、今日が初めてね」 きよは、はしゃいでいます。 「きよちゃんがにぎってくれたこのむ すび、とってもおいしい」 「おいしいでしょ。清太さん」 「うん。うまいっ」

守屋山に黄金色の花が咲いた

守屋山に黄金色の花が咲いた http://www.geocities.jp/dowakan/moriyasan1.html 童話「守屋山に黄金色の花が咲いた」より どのくらい歩いたのでしょうか。 ふもとのひあたりの良い場所についた 時、少女はあっとおどろきの声をあげ ました。 何百年もの間、…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒26 「きよちゃん、ここだよ」 「あら?」 「きよちゃん。何?」 「まだつぼみがかたいのね。清太さん。 今夜、花が咲くかしら?」 きよが、心配そうにいいました。 「だいじょうぶ。きっと花が咲くよ」 清太は、そう答えました。 …

りゅうのひみつ日記

12月3日 よんだ[童話]火とぼし山を読んだよ 火がともるんだよ おしまい みほようこの日記では、11月28日から 「火とぼし山」を連載しています。 みほようこの日記 http://d.hatena.ne.jp/youko510/ 「おみわたり」で有名な信州の諏訪湖 には、「火と…

みほようこ童話集・信州諏訪の童話

みほようこの日記に住んでいる BlogPet「ryuu」の占い。 りゅう、「信州諏訪運上昇中」なんて、 うれしいね。 みほようこが書いた「信州諏訪の童話」 を、おおぜいのこどもたちに読んでもら えるといいね。 信州諏訪の童話 みほようこ童話集 「風の神様から…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒25 「その後も、白駒は、何度か馬小屋に いない時があった。 朝にはちゃんともどってきていたので、 今までだれにも話したことはないのだ が・・・」 「そんなことがあったのね。私、何も 知らなかったわ」

万年青の実

「花のほほえみ」より 万年青の実

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒24 「そうだったのか・・・」 「清太さん。そうだったのかって、ど ういう意味?」 「いやー、こんなことを、きよちゃん に話していいのかな?」 清太は、なぜか話すのをためらってい ます。

りゅうのひみつ日記

12月1日 かんそう[童話]火とぼし山を読んだ 次郎が心配するんだよ おしまい みほようこの日記では、11月28日から 「火とぼし山」を連載しています。 「おみわたり」で有名な信州の諏訪湖 には、「火とぼし山」という悲しい伝 説があります。その伝説…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒23 「森の中に、そんな美しい湖があるん だね。おらも、その湖をみたいな」 真っ青な湖。 真っ赤に紅葉したもみじやななかまど の葉。 清太は、そんな景色を想像し、わくわ くしました。

りゅうのひみつ日記

11月30日 よんだ[童話]火とぼし山を読んだ 湖の西をゆびさすんだよ おしまい みほようこの日記では、11月28日から 「火とぼし山」を連載しています。 信州の諏訪湖には、「火とぼし山」と いう悲しい伝説があります。 その伝説をヒントにして、みほ…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒22 「十一年前の秋、とうちゃんは、麦草 峠の近くの森へ、きのこをとりに行っ たの。 夢中できのこをとっているうちに、と うちゃんは道に迷ってしまったんだって」 「ああ、その話、長者から聞いたこと がある。 昨年の秋、麦草…

りゅうのひみつ日記

11月29日 よんだ[童話]火とぼし山を読んだよ びっくりするんだよ おしまい みほようこの日記では、28日から 「火とぼし山」を連載しています。 信州の諏訪湖には、「火とぼし山」と いう悲しい伝説があります。 その伝説をヒントにして、みほようこ が…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒21 「わぁー、きれい!」 きよと清太は、思わず声をあげました。 「私、こんなにたくさんの日光きすげ をみたのは、初めて。 今年の花は、みごとね」 「おらも、初めて。まるで黄橙色の山 みたいだね」 二人は、白駒の背からおり…

かきつばたになった少女

私のブログ・みほようこの日記には、 BlogPet「ryuu」が住んでいます。 この句は、童話「かきつばたになった 少女」を読みよんだ句。 信州の霧ケ峰高原(八島湿原)には、 「かきつばた」という伝説があります。 「かきつばたになった少女」は、その 伝説をヒ…

りゅうのひみつ日記

11月28日 かんそう[童話]信州諏訪の童話を読んだ いのこどもたちに読むんだよ おしまい 信州諏訪の童話 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20071128#p4 風の神様からのおくりもの―諏訪の童話作者: みほようこ,長野ひろかず出版社/メーカー: 鳥影社発売日: …

胡蝶蘭

「花のほほえみ」より 胡蝶蘭

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒20 「ねえ、とうちゃん。清太さんと一 緒に、ゆうすげの花をみに行っても いいでしょ?」 きよは、ふたたび長者に聞きました。 「まあ・・・清太なら・・・心配ないだろう。 きよ。気をつけて、行っておいで」 「とうちゃん。あり…

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女 http://www.geocities.jp/dowakan/raionkakitubata1.html 童話「かきつばたになった少女」を読 んで、りゅうがよんだ句 童話「かきつばたになった少女」は、 みほようこの四冊目の童話集「ライオン めざめる」に収録されています。 …

プリムラ

「花のほほえみ」より プリムラ 霜がおりた庭に、プリムラの花が咲い ていました。 春がきたと、かん違いしたのでしょう か?

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒19 次の朝。 「とうちゃん。今日、清太さんと一緒 に、ゆうすげの花をみに行ってもいい?」 「どこへ行くんだい」 「霧ケ峰高原よ」 「きよ。ゆうすげの花は、夕暮れでな いと咲かないのだよ」 「知っているわ。とうちゃん」

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒18 「清太さん。私も、ゆうすげの花がみ たいわ」 「きよちゃん。ゆうすげの花は、夕暮 れでないと咲かないのだよ」 「ゆうすげの花って、暗くならないと 咲かないの?」

ryuu占い

ryuu占い りゅう、童話「女神さまとの約束」を、 おおぜいの人に読んでもらえるといいね。 りゅうが占ってくれた場面 「ふく。なぜ、私との約束をやぶった のですか。 私は、あなたが、最後まで約束を守っ てくれると信じていました。

信州諏訪の童話

信州諏訪の童話 みほようこ童話集 「風の神様からのおくりもの」シリーズ 1−4 信州諏訪の風の神様(諏訪の明神さま) から聞いたお話 最新の本より 1 ライオンめざめる ライオンめざめる 風の神様からのおくりもの4 [ みほようこ ]ジャンル: 本・雑誌・コ…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒17 一方、清太も、「清太や、清太や」と、 みんなからたよりにされ、かわいがら れています。 「おじょうさまと清太は、ほんとに仲 がいいね。兄と妹みたい。いや、それ 以上かな?」 やしきで働いている人たちは、きよと 清太の…