１１月２１日 よんだ[童話]瑠璃寺の青獅子を読んだ 獅子に話しかけるのかー おしまい りゅう。男は、木の中に眠ってい る獅子に話しかけながら、獅子頭 を彫っているのだよ。 瑠璃寺の青獅子１５ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091121#p1 初めて読んでく…

今、五冊目の童話集「竜の姿をみ た少女」を、「鳥影社」で制作中。 １２月１０日頃、発売される予定。 信州諏訪の「風の神様」から聞い た話。 風の神様からのおくりものシリー ズ５。 収録される童話は、「竜の姿をみ た少女」と「女神さまとの約束」。 女…

今、みほようこの五冊目の童話集 「竜の姿をみた少女」を、「鳥影社」 で制作中。 １２月１０日頃 発売の予定。 信州諏訪の「風の神様」から聞い た話。 収録される童話は、「竜の姿をみた 少女」と「女神さまとの約束」。 竜の姿をみた少女１ http://d.hate…

鹿になった観音さま１７ 「和尚さま。た、大変です」 小僧が、和尚の部屋へ、とびこん できました。 「なにごとじゃ。そうぞうしい」 「裏の畑に、大きな石がころがっ ています」 「なに？ 大きな石がころがって いると。どんな石じゃ」 「三メートルくらい…

鹿になった観音さま１６ タケルとチハヤが、石の中からと びだしてきました。 「タケル」 「チハヤ」 和尚は、二匹の犬をだきしめました。 二匹の犬は、和尚の顔をぺろぺろ なめています。 「よかったのぅ」 和尚の目から、涙があふれました。 「タケル、チ…

１１月１７日 かんそう[童話]瑠璃寺の青獅子を読んだ 獅子頭が舞うのかー おしまい 瑠璃寺の青獅子１１ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091117#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091106#p1 童話「瑠璃寺の青獅子」は、 …

鹿になった観音さま１５ 「タケル、チハヤ。なぜ石になっ てしまったのじゃ」 そういって、和尚は二つの石をな でました。 そして、お経をあげました。 二人は、石になった犬たちをつれ て、寺へ帰りました。 その後。 三郎は、大好きな鹿狩りを、ぷっ つり…

鹿になった観音さま１４ 「観音さま。身の危険を感じたと はいえ、わしは観音さまの化身で ある鹿に矢をむけてしまいました。 どうか、わしを許してください。 今まで、わしはたくさんの鹿を殺 しました。 なんて罪深いことをしていたので しょう。 今日限り…

１１月１４日 よんだ[童話]「竜の姿をみた少女」あとがきを読んだ 村に伝わるのかー おしまい 童話集「竜の姿をみた少女」あとがき http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091114#p1 「竜の姿をみた少女」あとがきより 「風の神様からのおくりものシリー ズ」も…

鹿になった観音さま１３ すると、和尚がいいました。 「三郎さは、あけてもくれても、 毎日鹿狩りをしている。 いいかげんに、殺生をやめたらど うかと、観音さまがいっているの かもしれんぞ。 鹿は、神様や仏さまのおつかいを している動物じゃ。 三郎さは…

１１月１３日 よんだ[童話]竜の姿をみた少女を読んだ 信州の二つの湖を訪ねるのかー おしまい 童話集「竜の姿をみた少女」あとがき http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091114#p1 「竜の姿をみた少女」あとがき 「風の神様からのおくりものシリー ズ」も、今…

鹿になった観音さま１２ 「ほら、あそこ」 みると、小さな観音さまが一つ消 えています。 「ほんとだ」 二人は、びっくりしました。 「三郎さ。黄金色の鹿は、小さい 観音さまの化身だったのかもしれ ないぞ」 「えっ、観音さまの化身？」 「そうじゃ」 「じ…

１１月１３日 かんそう[童話]瑠璃寺の青獅子を読んだよ 滝へ行くみたい おしまい 瑠璃寺の青獅子８ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091113#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091106#p1 童話「瑠璃寺の青獅子」は、 信州…

鹿になった観音さま１１ 実のこどものようにかわいがって いたタケルとチハヤですから、無 理もありません。 「わしにもさっぱりわかりません。 きつねにばかされたみたいで・・・。 和尚さま、後で裏山へ行ってみま しょう」 「じゃあ、観音さまを、本尊に…

鹿になった観音さま１０ 「なに？ いとめた鹿が消えてし まったと。 三郎さ、夢でもみていたのではな いのか」 「いいえ、和尚さま。 わしは夢なんかみていません」 「そうか」 「わしはその鹿をさがして、山の 中をあちこち歩きました。 そして、大きな杉の…

鹿になった観音さま９ 「三郎さ。これは、観音さまでは ないか」 「はい、和尚さま。裏山へ行くと、 大きな黄金色の鹿が、わしにおそ いかかってきました」 「なに？ 黄金色の鹿だと。 この世に、そんな鹿がいるのか」 「いません。いや、いないと思い ます…

１１月１０日 よんだ[童話]瑠璃寺の青獅子を読んだよ 頭（かしら）をみるみたい おしまい 瑠璃寺の青獅子５ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091110#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091106#p1 童話「瑠璃寺の青獅子」…

鹿になった観音さま８ 「なんだ、この石は？」 よくみると、タケルとチハヤにそ っくりな石でした。 「タケルとチハヤが、石になって いる。なぜだ」 黄金色の大きな美しい鹿。 ぴかっぴかっと光っている小 さな観音さま。 突然石になってしまったタケル と…

１１月９日 かんそう[童話]瑠璃寺の青獅子を読んだよ 日吉社の獅子舞が伝えるんだよ おしまい 瑠璃寺の青獅子４ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091109#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091106#p1 童話「瑠璃寺の青獅…

鹿になった観音さま７ 「タケル」 「チハヤ」 三郎は、大きな声で、二匹の犬の 名をよびました。 でも、犬たちはどこにもいません。 二匹の犬は、どこへ行ってしまっ たのでしょうか。 三郎が、大きな杉の木の下を通っ た時、根元で「ぴかっ、びかっ」 と光…

今、みほようこの五冊目の童話集 「竜の姿をみた少女」を、「鳥影社」 で制作中。 収録される童話は、「竜の姿をみた 少女」と「女神さまとの約束」。 童話集「竜の姿をみた少女」は、 「風の神様からのおくりものシリー ズ５」。 信州諏訪の「風の神様」か…

鹿になった観音さま６ 「ばたんっ」 大きな音をたて、鹿がたおれました。 「黄金色の鹿をいとめたぞー」 三郎がさけんだ時、鹿はどこかへ消 えてしまいました。 あっという間のできごとでした。 「おかしいな。たしかに首に矢がさ さったのに」 三郎は、ふし…

鹿になった観音さま５ 鹿の体は、太陽にあたり、ぴかっ ぴかっと光っています。 「わぁーっ。黄金色の鹿だぁ」 三郎は、びっくりして大声をあげ ました。 「うー、うー」 「わん・わん・わん」 タケルとチハヤが、鹿のまわりで ほえています。 鹿は、三郎に…

鹿になった観音さま４ 「タケル、チハヤ。どうした」 でも、二匹の犬は、なきやみません。 ますますはげしくないています。 「近くになにかいるのだろうか」 三郎は、あたりをみまわしました。 でも、なにもいません。 「がさ」 「ごそっ」 どこかで音がしま…

鹿になった観音さま３ 「タケルたちは、いつからほえて いるのですか」 「十五分くらい前からかのぅ。 最初は、本堂の前でないておった。 しばらくすると、裏山へ行ってし まったのじゃ。 三郎さ。裏山になにかいるのじゃ ろうか」 「さあ・・・。じゃあ、裏…

１１月４日 かんそう[自然]南アルプスを読んだよ 雪が積もるんだよ おしまい 南アルプス http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091104#p1

１１月３日 かんそう[童話]童話集「竜の姿をみた少女」を読んだ 竜の姿をみるんだよ おしまい 童話集「竜の姿をみた少女」 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091103#p1 今、みほようこの五冊目の童話集 「竜の姿をみた少女」を、「鳥影社」 で制作中。 童話…

鹿になった観音さま２ 「なにかいるのだろうか」 和尚は庭にでて、あたりをみまわ しました。 でも、なにもいません。 二匹の犬は、大声でなきながら、 裏山へはしって行きました。 すると・・・。 甲賀三郎兼家が、境内を通りかか りました。 三郎は、鹿狩…

１１月２日 よんだ[童話]童話集「竜の姿をみた少女」を読んだ 収録するのかー おしまい 童話集「竜の姿をみた少女」 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091103#p1 今、みほようこの五冊目の童話集 「竜の姿をみた少女」を、「鳥影社」 で制作中。 童話集「竜…

鹿になった観音さま１ 信州の伊那谷に、「立石寺」とい う古い寺がありました。 寺には、聖徳太子作といわれる十 一面観音像があります。 柿の実が橙色になった秋のある日。 「うー、うー、わんわん」 「わん・わん・わん」 本堂の前で、犬が大きな声でない …